いろいろあるよ健康食品④機能性表示食品について徹底解説!

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さて今回で健康食品シリーズも終わりです。

法律で定められている健康食品って実は4つしかないんですね。

全てわかるでしょうか。

  • 特別用途食品
  • 特定保健用食品(トクホ)
  • 栄養機能食品
  • 機能性表示食品

の4つですよ。

今回は機能性表示食品について解説します。

健康食品の分類

健康食品は、表のように分類されていました。

特別用途食品に特定保健用食品が含まれるなど、意外なことも多い分類表ですが、

栄養機能食品と機能性表示食品は保健機能食品の仲間です。

この二つはどのように違うのでしょうか?

今回は栄養機能食品との違いも解説しながら、機能性表示食品について解説します。

機能性表示食品とは

栄養機能食品は、表示できる成分が限られています。

また、特定保健用食品(トクホ)では、食品ごとに安全性や有効性を示さなければならず時間と費用がかかります。

そこで関与する成分によって健康の維持や増進に資する特定の保健の目的が期待できる成分を表示する食品として機能性表示食品が誕生しました。

対象食品は加工食品及び生鮮食品です。

栄養機能食品との対比です。

栄養機能食品は、規格基準に適合していたら許可や届出は必要ありませんでした。

しかし、機能性表示食品では規格基準に適合した上で販売の60日前までに消費者庁長官に届け出る必要があります。

この届け出られた食品については、情報が消費者庁のウェブサイトで公開されています。

また、食品のパッケージには必ず届出番号を表示しなければなりません。

機能性表示食品の安全性と有効性は、特定保健用食品のようにそれぞれについて行う必要はなく、

臨床研究のみならず研究レビュー(システマティックレビュー)により科学的根拠を示すことができます。

つまり、「〜〜の機能があると報告されています」と、自社でおこなったものではない研究結果を示せます。

この時肯定的な結果だけでなく、否定的な結果も全て合わせて機能性があるかどうかを判断します。

機能性があるという肯定的な結果のみを示すことができないので、消費者がそれをしっかり理解して用いることが重要です。

機能性表示食品のパッケージには、他にも国の審査を受けていないことを表示する必要があります。

これは、規格基準に適合し、届け出た上で、事業者の責任で商品を販売していることを示しています。

参考商品:爽健美茶

では、管理栄養士国家試験で機能性表示食品について確認しましょう。

第31回国家試験64問目の問題です。

機能性表示食品に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。

(1) 特別用途食品の1つとして位置付けられている。

(2) 機能性及び安全性について国による評価を受けたものではない。

(3) 販売後60日以内に、消費者庁長官に届け出なければならない。

(4) 疾病の予防を目的としている。

(5) 容器包装の表示可能面積が小さい場合、栄養成分表示を省略できる。

正解は(2)です。

(1)機能性表示食品は保健機能食品のひとつとして位置付けられています。

(2)評価を受けたものではなく、事業者の責任で販売されています。

(3)販売60日前までに届け出る必要があります。

(4)疾病の予防は目的としておらず、表示してもいけません。

(5)どのような場合でも省略することは不可能です。

いかがだったでしょうか。

しっかり復習しましょう。

まとめ

今回は、機能性表示食品について解説しました。

  • 保健機能食品のひとつである。
  • 規格基準型で国の評価は必要ないが、販売60日前までに消費者庁長官に届け出る必要がある。
  • 事業者の責任で販売される。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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