いろいろあるよ健康食品②特定保健用食品(トクホ)について徹底解説!

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今回は最近様々なところで目にする健康食品のうち、特定保健用食品(トクホ)について解説します。

管理栄養士国家試験でも出題が多く、一度覚えると実生活でも役に立つ知識なのでしっかり覚えましょう。

健康食品の分類

健康食品は大きく分けて特別用途食品保健機能食品がありましたね。

このふたつのどちらにも属するのが特定保健用食品(トクホ)です。

トクホマークのついたお茶なんてのはよく目にしますし、CMもたくさん放映されてますから、馴染み深いものではないでしょうか。

参考商品:[トクホ]サントリー 伊右衛門 特茶 お茶 500ml×24本

特定保健用食品(トクホ)とは

「食生活において特定の保健の目的で摂取する者に対し、その摂取により当該特定の保健の目的が期待できる旨の表示を行うもの。」とされています。

引用元:消費者庁 http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/health_promotion/pdf/syokuhin86.pdf

「特定の保健の目的」とは、○○という成分のために△△という効果が期待されます、という意味です。

特定保健用食品は平成3(1991)年に栄養改善法で初めて制度化されました。

意外とその歴史は長いことがわかりますね。

現在特定保健用食品は特別用途食品のひとつですので、その制度が適用されます。

特別用途食品は健康増進法に定められ食品に表示する際の決まりは食品表示法という法律に定められています。

特別用途食品の認可は内閣総理大臣がするものと定められていますが、その権限は消費者庁長官に委任されています。

国による認可が必要ですので、許可マークがつきます。

許可のためには、有効性や安全性について製品ごとに審査されています。

特定保健用食品には、以下のような種類があります。

特定保健用食品

特定保健用食品は、個別許可型の体制をとります。

特定の保健目的のために摂取し、安全性や有効性などが科学的根拠のもとで保証されるかどうか、国の審査を受けます。

「お腹の調子を整える」、「コレステロールの吸収を抑える」などと行った表示は特定保健用食品のものです。

特定保健用食品(疾病リスク低減表示)

疾病リスクを低減できることを表示することができます。

現在はカルシウムと葉酸がこの表示をすることが認められています。

例えば、カルシウムであれば

「この食品はカルシウムを豊富に含みます。日頃の運動と、適切な量のカルシウムを含む健康的な食事は、若い女性が健全な骨の健康を維持し、歳を取ってからの骨粗鬆症になるリスクを低減するかもしれません。」

と表示することができます。

一方葉酸は、胎児の二分脊椎などの神経管閉塞障害のリスクを低減できる可能性があることを表示できます。

特定保健用食品(規格基準型)

個別審査がなく、規格基準に適合していれば許可をしてもらえる。

許可実績が多いものとしては

  • 食物繊維…難消化性デキストリン、ポリデキシポリデストロースなど、「お腹の調子を整える」
  • 食物繊維…難消化性デキストリン、「食後の血糖値が気になる方に」
  • オリゴ糖…大豆オリゴ糖、フラクトオリゴ糖など、「お腹の調子を整える」

といったものがあります。

条件付き特定保健用食品

審査で要求しているレベルまでは行かないけど、ある程度の有効性があることを限定的に条件として許可する特定保健用食品です。

他の3つとは違う「条件付き」と書かれたマークが表示されています。

「○○を含んでおり、根拠は必ずしも確立されていませんが、△△に適している可能性がある食品です。」と行った表示が許可されている。

まとめ

今回は、特定保健用食品の種類やその内容について解説しました。

単に特定保健用食品と行っても、国の許可が必要で、その許可の方法によって種類が異なってくるんですね。

  • 特定保健用食品は特別用途食品のひとつであり、消費者庁長官の許可により許可マークをつけて販売することができる。
  • 特定保健用食品は基本的に個別評価型の体系をとる。
  • 疾病リスク低減表示ができるのはカルシウムと葉酸のふたつ。
  • 規格基準型は規格基準に適合していれば許可をとれるもの。
  • 条件付きのものは、要求されているレベルに達していないもののある程度の効果が認められる場合に条件付きで認められるもの。

特定保健用食品の種類は4つですが、国家試験では問われることの多い分野ですから、しっかり覚えて点数をゲットしましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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