いろいろあるよ健康食品①特別用途食品について徹底解説!

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会的に健康志向が高まる中で、様々な健康食品と呼ばれる食品が増えてきました。

それに従うようにして、制度も順次改正などが行われています。

今回はそんな健康食品の中から特別用途食品について解説していきます。

健康食品の分類

健康食品は大きく分けて上記の表のようになります。

医薬品と呼ばれるお薬や医薬部外品、単なる食品や「いわゆる健康食品」といった物を除きます。

「いわゆる健康食品」とは、普通の食品よりも健康に良い、としながらも法律上の根拠や制度による基準がない食品です。

今回は、この表の中から特別用途食品について解説します。

特別用途食品とは

「販売に供する食品につき、乳児用、幼児用、妊産婦用、病者用その他内閣府令で定める特別の用途に適する旨の表示」をするもののことです。

引用元:健康増進法 第二十六条1 http://elaws.e-gov.go.jp/search/elawsSearch/elaws_search/lsg0500/detail?lawId=414AC0000000103#134

難しく書いてありますが、何かしら体調で困ってる、気にかけなきゃいけないことがある人に対して特別な用途があると言える食品ということです。

特別用途食品には以下のような種類があります。

特定保健用食品も、実は特別用途食品の一つだということがわかりますね。

特定保健用食品は保健機能食品の一つでもあるので、どちらのグループにも属する、としっかり覚えてください。

特別用途食品は健康増進法に定められ、食品に表示する際の決まりは食品表示法という法律に定められています。

食品表示法は平成25(2013)年に作られた法律なので、比較的新しい法律です。

特別用途食品の認可は内閣総理大臣がするものと定められていますが、その権限は消費者庁長官に委任されています。

つまり、国家試験で「特別用途食品の認可は内閣総理大臣が行う」といった意地悪な問題が出たら、×というわけです。

国による認可が必要ですので、許可マークがつきます

引用元:消費者庁 健康や栄養に関する表示の制度について 

http://www.caa.go.jp/policies/policy/food_labeling/health_promotion/index.html#m03

特別用途食品には、許可基準型と個別評価型に分かれます。それぞれ名前からイメージできますね。

許可基準型はそれぞれの食品のあらかじめ設定されている許可基準にしたがって表示の許可を行います。

個別評価型は、それぞれの食品で個別に評価が行われ、専門学識者などの審査も受けます。

病者用食品

病者用食品は、許可基準型と個別評価型があります。

許可基準型は

  1. 低たんぱく質食品…たんぱく質の制限が必要な腎疾患などを持つ人に適する。
  2. アレルゲン除去食品…特定の食品アレルギーを持つ人に適する。
  3. 無乳糖食品…乳糖不耐症又はガラクトース血症の人に適する。
  4. 総合栄養食品…疾患の影響で通常の食事で栄養を補給するのが難しい人に適する。

の4つしかないので、覚えましょう。

低たんぱく質食品は、たんぱく質含有量が通常の30%程度とされています。

少し前まで50%程度とされていましたので、ひっかけ問題に注意です。

参考商品:サトウの低たんぱくごはん

アレルゲン除去食品は、乳糖が除去された食品が多く存在します。

無乳糖食品と被ってしまっているところも多々ありますが、今後の研究などで他のアレルゲンに対応した商品も出てきそうです。

参考商品:明治エレメンタルフォーミュラ

個別評価型はその他の商品です。

例えば、OS-!のような脱水時に経口的に補給されるものがあります。

参考商品:大塚製薬工場 オーエスワン

妊産婦、授乳婦用粉乳と乳幼児用調製粉乳

その名の通り、妊産婦や授乳婦、乳幼児用に作られたミルクです。

妊産婦や授乳婦は赤ちゃんのためにも積極的に十分な栄養を取らなければいけない時期です。

しかし、栄養調査などによるとその栄養は偏りがちで、栄養バランスの良い状態とは言えない状況となっています。

そのような食生活にプラスして取ることで理想的な栄養摂取に近づけるような食品があります。

乳幼児用も同じですね。

成長に必要な栄養が十分に摂取できていないと成長できませんので、その時期に使用します。

嚥下困難者用食品

えん下困難者用食品ととろみ調整用食品に分かれます。

平成30(2018)年に、とろみ調整食品が追加になりました。

比較的新しい変更ですので今後第33回、34回国家試験あたりで出題されるのではないでしょうか?

特定保健用食品

いわゆる「トクホ」です。

これに関しては、また別の記事で解説しますね。

まとめ

今回は、特定保健用食品を除く特別用途食品について解説しました。

少しややこしいところもありましたか?

  • 特別用途食品は健康増進法で定められ、食品表示法で表示方法が定められている。
  • 特別用途食品の表示の認可は内閣総理大臣が行うとされているが、その権限は消費者庁長官に委任されている。
  • 許可マークあり。

この辺りを覚え、どのような食品があったか(病者用食品の許可基準型項目4つはなんだった?など)をしっかり覚えておくとバッチリでしょう。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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